2005年を振り返って。。

2005年のネット運営を振り返りまして、昨年に引き続き売り上げが増加したのもさることながら注文件数が 一昨年の281件から一気に467件に跳ね上がったのがあげられます。これは小ロットにて製作依頼され、納入後に残った物を 在庫品として小売りする流れの中で、製作依頼が増えるにつれ在庫のアイテムも増えそれにともない 小売りの件数が増えたからだと思われます。数的には200本という最低ロットでの購入がほとんどでしたので注文件数ののびほど 売り上げが上がらなかったのはそのためでしょう。ですが小売りしていた在庫品がはけてしまいあらためて 製作しなければならなくなったものも数点ありましたので今後ものびていく可能性は多々ありそうです。
そんな中、一昨年にも好評をえていた低頭ネジが相変わらずの動きを見せていましたので、M2並びにM3に関してのみ当社独自の 規格品として超低頭ネジ[AHN]の販売を開始しました。これは【TILO】《DUS》同様にあくまで小売用に在庫を置き、 100本入り1袋500円というその他のものとは違った価格設定にし小売店に近い方式を取り入れてみました。 3月の発売開始より昨年1年でのべ46件の注文をいただきその中には数ヶ月継続して数千本ずつ注文をいただいた企業様や 一度に2万本という注文をいただいた企業様もありました。当初3000本程度ずつしか在庫を置いていませんんでしたので どちらも納期をいただき製作での対応になってしまいましたが。。結局全6サイズのうち5サイズを新規で製作しましたので今後の展開が楽しみな 製品になるかもしれません。
また一昨年よりかなりの部分懇意にしていただいていましたロボット製作の方々とのつながりが昨年はさらに強まった年でもあります。 ロボット競技大会「ROBO−ONE」に何度も観戦に行き、メール等でのみやり取りをさせていただいていた方と直接話す機会をえて色々な 要望等をお聞きし、逆に製作側の理屈を説明する事でよりいっそうニーズに合った製品をお出しできるようになりました。 ロボットキットメーカー様数社とも取引が始められ、愛知工業大学鉄人プロジェクトのスポンサーになる等しまして市場に出ている 2足歩行ロボットには何かしら当社のネジが絡んでいると言っても過言ではないくらいになっています。 ロボットは最近特にマスコミにも取り上げられる機会が増えてきていますので、今後面白い市場になっていくのではないかと思われます。
ネット営業による引き合い等は順調にのびてはいますが、半分近くは当社では製作不可な製品の問い合わせであったりと 全てが対応可能な案件という訳ではありませんのでそこの部分の労力を若干考えなくてはいけなくなってきました。今後の課題ですが 一番難しいところかもしれません。なお昨年も企業個人様の引き合いの割合はほぼ半々、相変わらず六角穴付やマイナスネジが 製作依頼では多く、全体的にはやはり低頭ネジ関係が一番多く注文をいただいたようです。

ネット年間売り上げ推移
※上記2005年分にプラスして、ネットからの問い合わせののち新規に取引を始めさせていただいた
可変抵抗器製造メーカー「T社」様ならびに大手ネジ商社「T社」様よりの売り上げが合計が745,126円



ネット月別売り上げ比較

2003年を振り返って。  2004年を振り返って。




タッピンネジ 小ねじ 精密機器用ネジ他各種製造 
「小さいねじの小さいねじや」 有限会社浅井製作所 






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